結婚式の余興って本当に必要なのかなぁ?
これから結婚式を挙げる花嫁さんの中で、こんな風に悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
私も同じように感じていて、余興は取り入れず結婚式当日を迎えました。
余興がないとつまらないかな?
余興の代わりになる演出ってあるのかな?
この記事は、結婚式の余興をなしにするかどうか悩んでいる花嫁さんにおすすめの内容です。
余興はお願いした人のアイディアによって、大きく差が出ます。
新郎新婦にとっては楽しい時間になりますが、周りのゲストのことまで配慮できている余興かどうかは、参列したゲストにしか分かりません。
今回は余興を思い切ってなくしてみたらどうなるのか、メリット・デメリットも含めてお伝えしていきますので、ぜひご参考ください。
この記事を書いた人
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余興なし結婚式がおすすめな人3選
結婚式の余興は、面白いものあれば感動的なものもあり、楽しみにしている人も多いはずです。
ですので、必ずしも取り入れないことをおすすめするわけではありません。
ここでは、余興なしという選択がどんな人におすすめなのかをお伝えしていきます。
①ゲスト全員との時間をたくさん取りたい
結婚式に参列したときに、「新郎新婦とゆっくり話す時間があまりないなぁ」と感じたことはありませんか?
このように何度も感じたことがある人は、余興なし結婚式がおすすめです。
結婚式は決められたスケジュールに合わせて進めていくため、どうしても時間の区切りがあります。
余興をなくすことによって、全体の時間に余裕を持たせることができ、ゲストとの時間をたくさん作ることができるのです。
②ゲストに負担をかけたくない
「ゲストへの負担をかけず、おもてなしスタイルの結婚式を挙げたい」と考えている人は余興なし結婚式がおすすめです。
ゲストに余興をお願いすると、
- どんな余興にするか考える時間
- 当日までの準備する時間
- 当日の緊張感
などで、少なからず負担をかけてしまうことになります。
こういった負担をゲストにかけたくないと考えるのであれば、余興なしも検討してみましょう。
③ゲストが主役
余興は結婚式を盛り上げる大きな演出の一つです。
そしてこの余興は、
- 「新郎新婦」に楽しんでもらう
- 「新郎新婦」に喜んでもらう
- 「新郎新婦」に注目する
これらを基準に考えられることがほとんどです。
そのため、新郎新婦にとって余興の時間は楽しいモノになるでしょう。
しかし、ゲストにとっては必ずしもそうとは言い切れません。
中には内輪ネタで盛り上がるような余興もあり、楽しみきれないゲストが出てくる可能性もあります。
「ゲスト全員に楽しんでもらいたい」「ゲストが主役として過ごしてもらいたい」と考えるのであれば、余興は無しでも良いかもしれません。
余興なし結婚式のメリット3選
ここでは、余興なし結婚式のメリットを3つご紹介します。
メリット①ゲストとの時間がたくさん取れる
余興なし結婚式は、ゲストとの時間がたくさん取れる点が最大のメリットと言えるでしょう。
結婚式の披露宴時間は大体2時間半ですが、お色直しの時間もあるので、大体2時間前後くらいでプログラムを組むことになります。
余興で20分程度の時間を作ると、残りは1時間半くらいとなります。
ケーキカットやスピーチなど、その他の演出も取り入れるとゲスト一人ひとりとの時間はかなり少なくなってしまうのが現実です。
余興をなくすことで必然的に時間の余裕が生まれ、ゲストとの時間をたくさん取ることができます。
メリット②ゲストの負担がなくなる
余興を取り入れないことで、ゲストの負担が少なくなります。
余興を頼むゲストは、人前に出ることが得意な人ばかりではないので、事前の準備から当日の緊張感まで、負担をかけてしまう可能性もあります。
余興の負担がないことで、ゲスト全員がリラックスして結婚式を楽しんでいただけるでしょう。
メリット③演出をたくさん取り入れられる
結婚式の余興の時間を、自分たちがやりたい別の演出に変えることができます。
また、1つひとつの時間をゆっくりと取ることができます。
テーブルラウンドもゆっくり周れますし、時間が少しかかる手の込んだゲームなども取り入れられます。
ゲストとの限られた時間を、目一杯楽しむことができるでしょう。
余興なし結婚式のデメリット2選
続いては余興なし結婚式のデメリットです。
メリットだけではなく、デメリットもよく確認しておきましょう。
デメリット①盛り上がりにかける可能性
余興なしにすることで、盛り上がりにかける可能性があります。
余興の内容によっては、笑いが起こったり大きく盛り上がったり、ワイワイと楽しい時間になります。
そんな時間をイメージしているゲストは、余興がないことで「いまいち盛り上がりにかけている」と感じるかもしれません。
余興なしにする場合は、自分たちのイメージや気持ちをゲストへ伝えられると良いと思います。
「1人ひとりとたくさんお話しできる1日にしたいと思っています。」
「皆さんへの日頃の感謝をたくさん伝えられる1日にしたいです。」
など、結婚式のイメージを始めの挨拶で伝えて、ゲストも同じ気持ちで過ごせるよう、工夫しておくと良いでしょう。
デメリット②時間を持て余す可能性
余興の時間がない分、ゲストとの歓談の時間をたくさん取れますが、逆に時間を持て余してしまう可能性もあります。
余興を無くしたからといって、歓談の時間ばかりになってしまうと、ただのお食事会になってしまうので注意しましょう。
結婚式であることを前提に考える必要があるので、余興にかわる他の演出を散りばめられると良いでしょう。
特に、ゲストの満足度が上るような演出を取り入れられると良いですね!
具体例は次でご紹介していきます。
ゲストの満足度を上げる演出
それでは、具体的な演出をご紹介していきます。
披露宴は大きく分けて、
開始〜お色直し
お色直し中〜お色直し直後
お色直し後〜終盤
この3つの場面があるので、場面別でご紹介していきます。
【開始〜お色直し】演出例3つ
この演出は挙式でも取り入れることができますが、披露宴の入場シーンでもおすすめです。
ダーズンローズとは、1ダース(12本)のバラのことです。
それぞれのバラには、
「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」
という意味が込められています。
大まかな流れは以下の通りです。
新郎新婦の入場前にゲストに12本のバラが配られる
新郎は入場しながら、ゲストの持つバラを1本ずつ受け取る
集めた12本のバラを新婦に贈る
新婦は受け取ったバラの中から1本選び、新郎の胸元にさす
とても感動的でロマンチックな演出ですよね。
この演出の中では、もう少し細かく演出を入れることもできます。
たとえば、
ゲストのバラには12の意味をそれぞれ振り分けて添えておき、新郎へ渡すときに声がけをしてもらいます。
「感謝の気持ちを忘れずにね。」
「誠実な気持ちを持ち続けて。」
「幸福に包まれた結婚生活になりますように」
といった感じです。
隣で聞いている花嫁さんは、うるうるしてしまいそうですね。
新郎が新婦にバラを渡すときには、一緒にプロポーズの言葉も添えて渡すのも感動的です。
これといったプロポーズができていないカップルにもおすすめの演出となります。
全員が一緒に楽しめる空間を作るために、ゲスト紹介の時間を作ってみてもいいかもしれません。
ゲスト紹介には2パターンあります。
①その場で紹介していく
各テーブルを周りながら、
「父の〇〇、母の△△です。」
「このテーブルは高校時代の友人で〜…」
と簡単にゲスト紹介をすることで、より会場全体の一体感が出ます。
②事前にムービーを作っておく
「全員の前で話すなんて緊張しちゃう…」という人は、紹介ムービーを作って流してみてはいかがでしょう?
ムービーであれば思い出の写真も一緒に流せるので、一石二鳥です。
定番のケーキカットでは、一味変わった演出を取り入れてみると、ゲストの反応が良いかもしれません。
①ドリップセレモニー
ケーキにメープルシロップやチョコレートソースなどを新郎新婦がかける演出です。
一般的なケーキカットとは違った演出ができて、ゲストもシャッターチャンスを逃すまいと盛り上がってくれるでしょう。
②お手本バイト
自分たちのファーストバイトの前に、お手本を見せてもらう演出です。
両親や友人夫婦など、お世話になっている人やサプライズしたい人にお願いするのが良いと思います。
少し気恥ずかしい中でも、きっと喜んでもらえる演出になると思います。
③サンクスバイト
新郎新婦が感謝している人に、ありがとうの気持ち(サンクス)を込めて、ケーキを食べてもらう演出です。
両親へ行う人も多いですが、もしその場に2人のキューピッドがいれば、その人に食べてもらっても良いですね!
【お色直し中〜お色直し直後】演出例2つ
お色直し中はゲストが一息つく時間になります。
そのため、あまり演出は入れすぎず、再入場前の5〜10分程度を使ってプロフィールムービーを流すのが定番です。
ここでゲストにサプライズをするのであれば、ムービーに細工を仕掛けておくのも面白いかもしれません
たとえば…
ムービーの最後に「椅子の裏を見てね!」と投げかけ、そこにメッセージカードやプチギフトを仕掛けておく。
ムービー自体を少しYouTubeっぽくアレンジしたり、ミュージカルっぽく仕上げたり工夫してみる。
お色直し直後はただ入場するのではなく、テーブルラウンドをするとゲストとより近い距離感で楽しむことができます。
テーブルラウンドの内容は様々です。
キャンドルサービス
新郎新婦が大きなキャンドルを持って、ゲストの手元にあるキャンドルに火をつけて回る。
暗い中ゆらゆら揺れるキャンドルがとても綺麗です。
逆メッセージ
お色直し中にゲストに新郎新婦へのメッセージを書いてもらいます。
そのメッセージを回収しながら再入場することで、ゲストからの想いを集めることができます。
フォトラウンド
各テーブル毎に回りながら写真を撮る。
写真が一枚もなかった…という可能性も防げます!
果実酒作り
新郎新婦は大きな瓶を持って各テーブルを回っていく。
ゲストは事前に用意されたフルーツやお酒を注ぐ。
結婚式後に飲める楽しみもプラスされてワクワクしますね!
(※お酒が飲めない人はシロップでも代用可能です)
くじ引き
数字の書かれたくじを用意して、テーブルを回りながら引いてもらう。
周りきったら当たりの発表!
景品のお渡しと写真撮影ができます。
【お色直し後〜終盤】演出例3つ
少しゲストも気持ちが和んできたところで、取り入れると楽しい演出が、テーブルインタビューです。
関係性別に質問内容を分けて用意しておくと良いでしょう。
名前の指名よりはテーブル毎に指名して、答えられる人が答えていくスタイルが良いと思います。
<家族・親族への質問例>
- 小さいころはどんな子どもでしたか?
- 今だから言える印象的なエピソードはありますか?
- 夫婦円満の秘訣を教えてください!
- 新郎新婦の第一印象はどうでしたか?
<友人への質問例>
- 1番思い出に残っているエピソードを教えてください!
- 学生時代はどんな印象でしたか?
- 新郎・新婦はあなたにとってどんな存在ですか?
- 新郎・新婦へ伝えたいことはありますか?
<職場関係の人への質問>
- 職場での印象はいかがですか?
- 第一印象を教えてください!
- 思い出のエピソードはありますか?
- 今後はどんな活躍に期待していますか?
食事の最後のデザートをビュッフェ形式にしてみてはいかがでしょう?
デザートは、好きな人もいればそんなにいらない人もいると思います。
好きなものを好きな分だけスタマイズできるので、楽しい時間になりますよね!
披露宴中は座る時間が長いので、立ち上がる動きがあるとゲストもリラックスできます。
結婚式で必ず渡される引き出物。
自分たちで好きなものを選べたらもっと楽しいと思いませんか?
引き出物は基本的に、
- 記念品
- 引き菓子
- 縁起物
の3つで構成されます。
これを何種類か用意して、自分達で好きなものを選んでもらう形式にします。
選んでいる時間もゲストと交流できるので、一石二鳥です。
式場によってできるかどうかが変わってくるので、確認してみてくださいね。
余興なし結婚式を楽しもう!
今回は「余興なし結婚式ってありなの?」というお悩みについてお伝えしました。
結論、余興なしでも楽しい時間を作ることは可能です。
今回ご紹介した演出もぜひ参考にしていただき、お2人らしい最高の1日にしてくださいね。
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