結婚式のBGM選びは、シーン別の雰囲気を作るためにとても大切な準備となります。
結婚式のBGMって何を基準に決めるの?
実際の結婚式で使ったBGMを知りたい
この記事は、結婚式のシーン別に使うBGMに悩んでいる花嫁さんに役立つ内容です。
私も結婚式のBGM選びには、とても悩みました。
理由は以下の3点です。
- 特定の好きなアーティストがいない
- なかなかイメージが湧かない
- 和装挙式で和装に合う曲が難しい
一般的に使われている曲も知りたいけど、ありきたりすぎるのも避けたい。
そんな想いがありました。
ここでは、
- シーン別にBGMを選ぶ際のポイント
- 使ってよかった結婚式BGM【TOP3】
を、実際に結婚式を挙げてみて気づいた点と合わせてご紹介します。
これから結婚式BGMを決める人は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人
- 【アットホーム】をテーマに結婚式を挙げた卒花
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披露宴のシーン別BGMを選ぶポイント
結婚式でBGMを選ぶ大きな演出箇所は、披露宴中の以下7シーンです。
- 入場
- 乾杯
- ケーキカット
- 中座
- 再入場
- 花嫁の手紙
- 退場
それぞれのシーンでどんなイメージの曲を選べば良いのか、実際に挙げたときの心境も振り返りながらお伝えしていきます。
披露宴入場BGM
披露宴の入場シーンでは、
がおすすめです。
なぜなら、入場のタイミングはゲスト全員が特に2人をよく見ていて、一緒に盛り上がるからです。
披露宴の入場は、新郎新婦の2人がゲストの前に挙式後初めて登場するシーンです。
会場全体がワクワクしている雰囲気の中、マイナーな曲が流れてしまうと、全体の一体感が損なわれてしまうと思いませんか?
そうならないためにも、ゲストが「これこれ!」とよく知っていて、2人を連想しやすい曲を使うと盛り上がると思います。
定番のウェディングソングも入場シーンではおすすめです。
私たちは2部制結婚式(親族披露宴→挙式→友人披露宴)だったので、入場シーンが2回ありました。
親族披露宴では、新郎親族がゲーム好きということで、ドラゴンクエストの『序曲』で入場しました。
新郎親族は大盛り上がりです。
新婦親族っは、ゲームにはあまり詳しくありませんでしたが、この曲は有名だったので盛り上がっていましたよ!
友人披露宴は私たちらしく、ちょっとウケ狙いも込めてHi standaedの『はじめてのチュウ』にしました。
テンポも良いですし、よく知っている歌の英語歌詞なので、結婚式会場にも馴染んでいて盛り上がりました。
乾杯BGM
乾杯のシーンでは、
がおすすめです。
なぜなら、乾杯後にガラッと雰囲気が変わるからです。
乾杯のシーンは、【入場→主賓挨拶→乾杯の挨拶→乾杯の音頭】という流れが一般的です。
そのため、入場から乾杯まではまだ緊張した空気が残っています。
しかし、乾杯後は一気にガヤガヤし出し、ゲストも徐々にリラックスしていきます。
そんな会場全体の雰囲気に合わせて、「かんぱ〜い!」の発声後すぐに曲の盛り上がり部分を持ってこれるようなBGMがぴったりだと感じます。
私がBGMを選んだときは、特に『乾杯後すぐに盛り上がる曲』を意識していたわけではありませんでした。
しかし、実際に挙げてみた感想として、これで正解だったなと感じています。
親族披露宴は、入場に続きドラゴンクエストの『レベルアップ音』にしました。
「かんぱ〜い!(テレテテッテッテッテ〜♪)」となるように音響のプロが合わせてくれました。
この演出に、またもや新郎親族は大盛り上がり!
その後はすぐにドラゴンクエスト3の『街』を流してもらい、スムーズに歓談の時間へ入れました。
友人披露宴は、official髭男dismの『犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう』にしました。
曲の入りがいきなり歌詞になっている曲なので、そこで一気に盛り上がって、流れるように歓談時間に入れました。
ケーキカットBGM
ケーキカットにシーンでは、
がおすすめです。
なぜなら、ケーキ入刀後は「しばらくそのままで!」の時間があるからです。
ケーキ入刀をすると、そのシーンを写真に収めようと、ゲストはシャッターをたくさん切ります。
そのため、「入刀したらしばらくそのままで、ゲストに目線を向けてあげてください。」とスタッフに言われます。
その間、ただゲストに目線を向けるだけでなく、曲に合わせてリズムをとると、一緒にワイワイ楽しめます。
手は固定で動かせないので、首を振ってリズムをとるなどすると、とても楽しそうな雰囲気が作れますよ!
結論お伝えすると、この『一緒にのれる曲』というのは自分たちの結婚式では気づけなかったポイントです。
私たちが使った曲は、シェネルの『ベイビー・アイラブユー』でした。
ケーキカットのBGMは1番悩んで、結果これといったものが見つからず、結婚式でよく使われている曲の中から選びました。
まぁいいかと少し妥協して選んだ記憶があります。(決してこの曲を否定しているわけではありません。)
『一緒にのれる曲』っていいなと感じたのは、自分たちの結婚式後、友人の結婚式に参列したときです。
友人はケーキカットのシーンで嵐の『Love so sweet』を使っていました。
「Wow oh oh, yeah, yeah, yeah」の部分でゲストと一緒にノリノリだったのを見て、こういう選曲が良かったなと感じました。
中座BGM
中座するシーンでは、
がおすすめです。
なぜなら、新郎新婦がお互い以外の人物と一緒に注目されるシーンだからです。
基本的に結婚式は新郎新婦セットです。
そのため各シーン別のBGMも、2人で納得できる曲を選んでいきます。
しかし、中座は別々です。
別々だからこそ、自分が好きな曲を1番選びやすいシーンになります。
もし、中座する人との思い出の曲があればそれが1番喜ばれますが、なければ自分の好きな曲を自由に選んで良いシーンだと思います。
私たちは友人披露宴のみ、中座しました。
それぞれ幼馴染の友人と中座しましたが、特に思い出の曲もなかったので、自分たちの好きな曲で中座しました。
新婦はあいみょんの『ハレノヒ』、新郎はQUEENの『Bicycle Race』を選びました。
再入場BGM
再入場のシーンでは、
がおすすめです。
入場のシーンと同じ理由ですね!
ゲストが一緒に盛り上がれる曲がベストだと思います。
再入場では、新郎が唯一「これがいい!」と以前から言っていたKANA-BOONの『シルエット』を流しました。
友人披露宴でみんな同い年前後だったので、よく知っている曲で盛り上がってくれました。
花嫁の手紙BGM
花嫁の手紙のシーンでは、
がおすすめです。
もちろんメインは『手紙』なので、曲はそっと添える程度のメロディーのみが良いでしょう。
両親に好きなアーティストがいれば、その人のオルゴール曲にしても喜んでもらえると思います。
2部制結婚式のスケジュールの関係から、私は挙式中に手紙を読みました。
和装人前式だったので、バイオリンの音色が入っている二胡&ピアノver.の『you raise me up』を使いました。
和装の雰囲気にバイオリンの音色はとてもマッチしていたので、この選択で良かったです。
披露宴退場BGM
披露宴の退場シーンでは、
がおすすめです。
なぜなら、感動的なシーンでゲストも温かい気持ちになっているから。
退場の前には、花嫁の手紙を読む流れが一般的です。
会場は感動的な雰囲気に包まれているため、その雰囲気を崩さないような曲選びができると良いでしょう。
アップテンポすぎず、バラードすぎず、温かみのある曲がおすすめです。
もし感動的な雰囲気からの退場でなければ、結婚式のコンセプトに合わせた曲選びでも良いと思います。
私たちは、お開き直前の感動シーンは作らなかったため、明るいテンポのラブソングを選びました。
親族披露宴は、official髭男dismの『SWEET TWEET』にしました。
2人でよく髭男の曲を聴いていたので、その中から選びました。
友人披露宴は、私が使いたかったMagic of life(旧Dirty old men)の『夜空のBGM』を流しました。
お開きが18時頃だったので、夏の夜にぴったりでした。
【番外編】人前式のシーン別BGM
私たちの挙式スタイルは『人前式』でした。
人前式は自由な挙式スタイルになるので、曲を自由に決められる場合が多いです。
そして人前式の中でも、私たちは『和装人前式』を行ったので、少し特殊だったかもしれません。
人前式を挙げたい
和装スタイルも取り入れたい
というプレ花嫁さんがいたら、ぜひ参考にしてみてください。
挙式入場BGM
挙式の入場シーンでは、
がおすすめです。
なぜなら、メリハリをつけてそれぞれを引き立たせることができるからです。
挙式の入場は、【新郎→新婦】の流れです。
まずは新郎の入場ですが、初めてゲストの前に顔を出すシーンになります。
特に人前式は、ゲストに結婚の証人となってもらう式なので、温かく明るい雰囲気を作れる曲が良いでしょう。
ゲストも「わあっ!」と笑顔になり、温かい雰囲気に包まれます。
そして新婦の入場では、ガラッと感動的な雰囲気に持っていくことで、挙式らしさを演出できます。
【挙式は新郎新婦2人が主役】
2人の永遠の愛を誓う場として、ふさわしい雰囲気づくりができると良いでしょう。
前述した通り、私たちは和装人前式だったので、和装に合う曲を選びました。
新郎の入場はアップテンポな曲、Coldplayの『Viva La Vida』を選びました。
和装のBGMって結構悩むのですが、バイオリンの音色は和装にぴったりなのでおすすめです!
新婦の入場は、ガラッと雰囲気を変えて、Aimerの『糸』を選びました。
イントロから雰囲気が変わり、Aimerの声がしっとりと感動的な雰囲気を作ってくれました。
挙式退場BGM
挙式の退場シーンも、披露宴の退場シーンと同様、
がおすすめです。
挙式は2人が永遠の愛を誓う場、特に人前式はゲストが証人となっているため、『人』への想いがより濃くなります。
退場シーンはその温かい雰囲気の中、ゲストの拍手に包まれて進んでいくため、歌詞も温かい意味がこもった曲がぴったりです。
フラワーシャワーBGM
フラワーシャワーのシーンでは、
がおすすめです。
フラワーシャワーでは、挙式の感動的な少しかしこまった雰囲気から解放され、一気に笑顔がたっぷりの和やかな雰囲気になります。
そのため、ゲストが明るい気持ちになれるアップテンポな曲が良いでしょう。
『和装だからポップすぎず、でも明るくて洒落た感じ』をイメージして、東京事変の『キラーチューン』にしました。
あまりキラキラしている曲だと和装には合わないかなと思い、結構悩みました。
洋装だったら、定番のウェディングソングをがっつり使っても良さそうだと感じました。
使って良かった結婚式BGM【TOP3】
最後に、私が結婚式で『このBGMにして本当に良かった!』と心から感じる曲、TOP3をお伝えします。
振り返って感じるのは、『動画に残りやすいシーンは後からも見返すので特に大切』ということです。
第3位 フラワーシャワーのシーン
東京事変の『キラーチューン』です。
和装にも不自然ではなく、個性的な声質がお洒落さも出していて、とてもマッチしていたと感じます。
後から動画を見返しても、フラワーシャワーの華やかさに合っていたと思います。
第2位 親族披露宴の入場シーン
ドラゴンクエストの『序曲』です。
新郎が本当に嬉しそうだったのと、新郎ゲストが盛り上がってくれていたのがとても印象的でした。
やはり披露宴の入場シーンでは、ゲストも一緒に盛り上がれる曲がベストだなと感じた瞬間でした。
第1位 和装挙式の入場シーン
新郎入場Coldplayの『Viva La Vida』からの、新婦入場Aimerの『糸』です
この流れが個人的に1番好きで、本当にナイスチョイスだったなと感じています。
盛り上がってからの感動的な雰囲気を作り出す上で、曲の選択は本当に大切だと感じました。
まとめ
今回は、結婚式のシーン別にBGMを選ぶ際のポイントについてお伝えしました。
結婚式の準備を進める上では、
- 実際に挙げてみて気づいた点
- 自分が挙げた後、別の結婚式に行って初めて気づいた点
など、挙げてみないと気づかないことがたくさんあります。
人それぞれ感じることは様々だと思いますが、ぜひ1つの参考にしてみてください。
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