結婚式を挙げたいけど、コロナ禍で不安…
このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?
コロナ禍で結婚式への考え方も大きく変わっています。
コロナの影響で、結婚式を挙げること自体諦めてしまう人も少なくありません。
私は、コロナ禍での【入籍・結婚式場選び・延期】を経験をしました。
その中でも特に『結婚式の延期』を経験したことによって、コロナ禍での結婚式場選びがいかに大切かを強く感じました。
そんな経験から、今回はコロナ禍の結婚式場選びで大切なことを、実体験を交えて3つお伝えしていきます。
これから結婚式場選びをする人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
この記事を書いた人
- 【アットホーム】をテーマに結婚式を挙げた卒花
- 情報収集大好き!花嫁さんに役立つ情報をお届けします。
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式場選びの確認①:キャンセル料・延期の対応
私が式場を選ぶ際に1番確認しておいて良かったと感じるのが、キャンセル料や延期した際の対応です。
式場を選ぶときに、最初から「結婚式当日はきっと延期になるだろう」と想定して、日程を決める人はいないですよね。
私もまさか自分が延期をするとは思ってもいませんでした。
しかし、予測不可能なのがこのコロナ禍での結婚式です。
何があるか分かりません。
私たちの場合は、結婚式まであと1ヶ月を切ったタイミングで急にコロナが増え始めました。
準備もほとんど終わっていて、あとは最終打ち合わせを待つのみというところでした。
結婚式のモチベーションもどんどん上がっている中での急な出来事で、頭の中はパニック状態。
実際、当事者はかなりメンタルやられます…
- 延期した方がいのかも
- でも延期先では必ず無事に挙げられるのか?
- 分からないならこのまま挙げた方がいいのかな…
とにかく「どうしよう」の気持ちが大きくなり、不安と悲しみでいっぱいになります。
そんな中で一つの支えになったのが、この【キャンセル料と延期について】の対応でした。
キャンセル料の実例
実際に私が選んだ式場のキャンセル料を、まとめてみます。
解約日 | 解約料金 |
---|---|
〜半年前 | 内金の半額 |
半年前〜5ヶ月 | 内金全額 |
5ヶ月〜3ヶ月 | 見積もりの20% |
3ヶ月〜2ヶ月 | 見積もりの30% |
2ヶ月〜1ヶ月 | 見積もりの40% |
1ヶ月〜10日 | 見積もりの45%、外注品の解約料 |
10日〜前日 | 見積もりの45%、納品済みの物品、外注品の解約料 |
当日 | 全額 |
内金というのは、式場を決定した際に預けるお金のことです。
『日付をおさえたはいいものの、やっぱりキャンセルする』となっては式場としても困ってしまいますよね。
それを防ぐために、新郎新婦は式場と日付をおさえた段階で、式場に内金としてお金を払うのです。
もちろんこの内金は払い捨てではなく、全体の見積もりから既に払ったものとして引いてもらえます。
今回、私たちは結婚式当日の2週間半前で延期を決めました。
ですので、【見積もりの45%と外注品の解約料】をキャンセル料としてお預けしました。
なかなか大きい金額です…
しかしここで確認したいのが、延期した場合はどのような対応になるのかという点です。
延期した場合の対応
延期をする場合、おさえていた日付では一度はキャンセルした状態になります。
しかし実際には別日に変更するため、結婚式を挙げること自体は変わりありません。
この延期をする場合の対応が、式場によって大きく変わってくるのです。
まず私たちの式場の例をお伝えします。
私たちの式場では、
一旦キャンセル料は支払うが、延期した先で相殺する。
という対応でした。
最終的には、ほぼプラスマイナスゼロになります。
この対応が本当に助かりました。
特に条件を追加されることもなく、
「延期日もゆっくり決めていきましょう。」
と言っていただけ、有難かったです。
一方で、条件付きの延期対応をする式場もあります。
たとえば…
3ヶ月前までに延期決定であれば相殺OK、それ以降はプラスでキャンセル料が発生
この条件があると、結構早い段階でどうするかを決めなくてはなりません。
私の周りでも、結構早い時期から延期を決めた人がいました。
私たちの式場がもしこの対応だったら…
3ヶ月前はコロナがほとんど落ち着いていた状況だったので、3ヶ月前での延期決定は確実にしていなかったと思います。
そのため、
・プラスでキャンセル料を払う
・延期の決断ができない
このような可能性があったかもしれません。
別の例ですと、
キャンセル料の相殺対応は、半年以内の延期まで
この条件がつく場合は、延期先の時期に注意が必要です。
たとえば、
GW辺りで上げる予定だけど延期を悩んでいる…
という場合で考えてみると、半年後は特に人気な秋頃になります。
もしかすると、希望の日程(お日柄が良い日など)が埋まっているかもしれません。
このように、式場によって延期対応の条件は大きく異なってきます。
結婚式場を選ぶ際には延期対応がどうなるかまで、しっかり確認することをおすすめします。
式場選びの確認②:人数変更は何日前まで可能か
次は人数変更についてです。
状況によって、急に来れなくなってしまう人も出てきてしまうのがコロナ禍の結婚式です。
そんなとき重要になってくるのが、
- 人数変更が可能なのは何日前まで?
- 料金がかからないのはどの範囲まで?
この2点です。
人数変更が可能な期間
人数変更のタイミングとしては、
- 最終打ち合わせまで
- 10日前まで
- 1週間前まで
などの対応をしている式場が多いようです。
私たちの式場はかなり良心的で、2日前までの対応がOKでした。
料金がかからない範囲
式場で決められた上記の期間を過ぎると、基本的には
- お料理
- 引き出物
- お花代
など、手配している分のキャンセルができなくなります。
つまり、人数が減っても料金は変わらずということです。
コロナ禍では、急なキャンセル連絡がゲストから届くことも少なくありません。
式場を選ぶ際には、人数変更についても必ず確認しておきましょう。
式場選びの確認③:結婚式場のコロナ感染対策
そして最後は、結婚式場の感染対策について。
大前提として、このご時世ではどこの結婚式場も、感染対策は徹底して行っています。
- アルコールスプレーの用意
- 空気の入れ替え
- マスク着用の徹底
など、一般的な対策は行ってくれていると思うのでご安心ください。
ここでは私の実体験で、この対策良いなと思ったことをご紹介したいと思います。
ひとつの参考として読んでいただけると嬉しいです。
2部制結婚式
私たちは2部制結婚式で当日を迎える予定です。
披露宴会場の人数を減らすことができます。
今まで経験のない2部制結婚式。
私たちの結婚式当日の流れはこんな感じです。
お昼:親族のみ披露宴
↓
友人も合流して挙式
↓
親族お見送り&友人立食プチパーティ
↓
夕方:友人のみの披露宴
披露宴を分けることで、マスクを外す食事の時間の人数を少なく抑えられます。
2部制結婚式はその他にも、
午前中:全体の挙式
↓
お昼:親族披露宴
↓
夜:友人とのパーティ
といった流れもあるようです。
この流れだと、友人には少し時間を潰してもらう必要があります。
2部制結婚式のメリットは大きく以下の3点です。
- 披露宴会場の人数を減らすことで、安心して食事を楽しめる
- 親族披露宴と友人披露宴で、コンセプトや雰囲気をガラッと変えられる
- 人数が少ないため、ゲスト一人一人との時間を多く取れる
個人的には、親族とも友人ともゆっくり時間が取れる点が1番嬉しいポイントになります。
アットホームな結婚式の雰囲気も作りやすいです。
一方デメリットもあります。
- 延長料金として費用がプラスで発生する
- ケーキカットや親への手紙など、全体演出のタイミングが難しい
- 長時間になるため自分たちは結構疲れる
こういったデメリットに関しての私たちの考えは以下の通りです。
延長料金として費用がプラスで発生する
費用の面は仕方のないことなので、承知して行う。
<ケーキカットや親への手紙など、全体演出のタイミングが難しい>
式場と相談して、
・親への手紙は挙式中に行う
・ケーキカットは挙式後にガーデンで行う
<長時間になるため自分たちは結構疲れる>
疲れるより楽しみの気持ちが大きいです!
デメリットに対して私たちと同じように割り切れるのであれば、2部制結婚式はとてもおすすめです。
そもそも2部制結婚式ができるかどうかも式場によって異なってくるので、気になる方は必ず確認してください。
招待状に同封した『感染対策について』
結婚式場のコロナ感染対策として、招待状を送る際の考え方もいいなと思いました。
私たちの式場では、招待状をの中に『式場ではこういった感染対策をしています』というイラスト入りの用紙を、無料で入れていただくことができました。
しかし、それだけではありません。
式場の用紙とは別に、自分たちの言葉でも『コロナ禍で結婚式にお越し頂くこと』にあたって文章を考えて、同封することをおすすめします。
招待状は2人の結婚式の中で、はじめてゲストの目に触れるものなので、大切にしているんです。
こんな風に言っていただいたんです。
とても温かい結婚式場だなと感じましたし、安心してお任せできるなと思いました。
当日の会場感染対策
当日の会場感染対策として、私たちの式場では、
- 当日アルコールスプレーを各席に置く
- 空気の入れ替えをこまめに行う
- スタッフのマスク着用徹底
などの一般的な対応はもちろん行っていただきます。
それ以外に、
- 各席の間にパーテーションを置く
- 手持ちのフェイスシールドを一人一人に用意する
こういった、食事中の感染対策も配慮していただきました。
徹底した対応があると、より安心できますよね。
【まとめ】結婚式場選びは事前の確認がとても大切
コロナ禍に入り、結婚式を挙げることに不安を抱えている人がほとんどだと思います。
結婚式は一度挙げようと決めて式場と本契約をすると、どんな形であれ費用が少なからず発生します。
最高に幸せな結婚式を挙げるためにも、今回お伝えした3つのポイントは、しっかりと確認しながら式場選びをしてくださいね。
それでは!
【まとめ】
コロナ禍で結婚式場を選ぶ際に大切なポイントは3つ!
①キャンセル料・延期の対応
②人数変更は何日前まで変更可能か
③結婚式場のコロナ感染対策
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